2024年2月27日

ビタミンAもエイジングケアに有効!

こんにちは!

エイジングケア化粧品「ナールスコム」が発刊するナールスマガジンのバックナンバーです。

エイジングケアアカデミーは、かなり詳しく記事を書いていますが、こちらはもう少し軽めの内容で進めたいと思いますので、是非、こちらも読んでいただければうれしいです。

現在、「お肌の老化の原因と対策」という大きなテーマで連載中です。

最初に、お肌の老化の原因は、大きく次の7つに分かれることをお話ししました。

それは、

 1.皮膚の乾燥

 2.皮膚の非薄化 

 3.紫外線による光老化

 4.細胞の酸化(カラダのサビ)

 5.糖化(カラダのお焦げ)

 6.女性ホルモンの減少

 7.血管の老化

でした。

これまで、「皮膚の乾燥」「紫外線による光老化」「糖化」について、詳しく取り上げてきました。

そして、現在、「カラダ・お肌の酸化と対策」のシリーズを公開中です。

「カラダ・お肌の酸化と対策」シリーズも第5回目です。

「酸化」とは体の「さび」で、活性酸素が相手から分子を奪うことで、起こる現象でした。

その対策の基本は、

1.喫煙

2.紫外線

3.過度の飲酒

4.ストレス

5.汚染物質(PM2.5や有害な化学物質)

6.過度のストレス

7.酸化した食品(揚げ物などを翌日に持ち越したものなど)や食品添加物

8.過度な運動

を避けること、そして、抗酸化成分を摂ることでした。

前回は、食品から摂る抗酸化成分としてビタミンCとビタミンEを取り上げ、
そのはたらきをご紹介しました。

今回は、『ビタミンA』を取り上げます。

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ビタミンAは、理解が少し難しい成分なので、詳しく取り上げてみます。

まず、主な効果としてよく知られているのは4つです。

1.目に対する効果

視力を正常に保つはたらきがあり、特に夜盲症の予防や視力低下を予防することが知られています。

2.粘膜への効果

粘膜が弱まると、体内に病原体やウイルスが侵入しやすくなり、風邪や口内炎の原因になります。
ビタミンAは、口、鼻、のど、肺、胃や腸などの粘膜を健康な状態に保つはたらきがあります。

3.お肌への効果
皮膚の新陳代謝を高める作用があるので、
ターンオーバーの促進やコラーゲンの産生をサポートします。
ビタミンAが不足すると、お肌のカサつき(乾燥肌)やニキビ肌などの原因になることもあります。

4.体の成長を促進させる効果

強い骨づくりのサポート、成長の促進などの効果があり、子どもの発育期にも欠かせない成分です。

ビタミンAの摂取不足は、成長の停止や知能障害などが欠乏症として現れる場合もあります。

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さて、ビタミンAがなぜ少し複雑かと言えば、

まず、『ビタミンA』には、「レチノール」があります。

さらに、体内でビタミンAに変わる「プロビタミンA」(α-カロテン、β-カロテン、クリプトキサンチンなど50種類程度)があります。

ビタミンAとは、これらををまとめた呼び名、総称なのです。

だから、ビタミンAには、実は様々なものがあり、変化したり特性は異なったりするのです。

ここで覚えておいていただきたいのは、「レチノール」と「β-カロテン」の2つです。

そこで、それに焦点をあてて説明します。

★レチノール

肉や魚などの動物性食品に多い脂溶性のものです。
牛・豚・鶏にレバー、うなぎ、あなご、ほたるいか、卵黄などに多く含まれます。

レチノールを摂りすぎると、脂溶性のため、体内に蓄積されます。

その結果、吐き気・頭痛・めまい・目のかすみなどが起こす可能性もあります。

特に、小さな子供の場合は、口唇口蓋裂、心臓や血管の異常、
目や耳の異常の可能性もあるので注意が必要です。

おなかの赤ちゃんへの影響も同じようにあるので、
妊娠されている場合は、動物性食品からのレチノールの摂り過ぎには、注意しましょう。

★β-カロテン

緑黄色野菜や果物などの植物性食品に多く含まれています。
モロヘイヤ、にんじん、パセリ、バジル、春菊などに多く含まれます。

β-カロテンは、「プロビタミンA」と言って、体内で必要に応じてビタミンAに変化します。
余分に摂ったものは脂肪組織に蓄えられるか、排泄されるので、過剰摂取の心配がありません。

また、β-カロテンには、強力な抗酸化作用があることもメリットの1つです。
一方、弱点として、レチノールよりも吸収率が劣ることです。

しかし、調理油や乳製品と組み合わせるなどの調理法で、
油脂と一緒に摂れば吸収率をアップさせることができます。

それ以外の注目点として、β-カロテンの多い食事を摂っている人は、
ガンになる危険率が低いという調査結果があります。

しかし一方で、β-カロテンを単独でサプリメントから摂った結果、
肺ガンや前立腺ガンの発生率がむしろ高くなったという報告もあります。

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どんな成分も「バランスが大切」だということだと思うので、
動物性のビタミンAもβ-カロテンも、食事を中心に摂った方が良さそうですね。

★次回は、「抗酸化のための食品と成分-Part3」として、
「ビタミンB」を含む食品を取り上げます。

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<参考記事>

レチノイン酸トコフェリルでハリ・ツヤが増すエイジングケア

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ありがとうございます。

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