2024年10月21日

紫外線の影響は、肌質や季節・地域で異なる

こんにちは!

エイジングケア化粧品「ナールスコム」が発刊するナールスマガジンのバックナンバーの編集版です。

エイジングケアアカデミーは、かなり詳しく記事を書いていますが、こちらはもう少し軽めの内容で進めたいと思いますので、是非、こちらも読んでいただければうれしいです。

今回は、紫外線の影響が、肌質の違いや地域・季節によって異なることをご紹介します。

紫外線ダメージはたくさんの種類がある。スキンタイプや肌質で変わる

紫外線によるダメージはスキンタイプや肌質で異なります。

紫外線による肌へのダメージといっても1つではなくたくさんの種類があります。

紫外線ダメージ 特徴
サンバーン 肌に炎症が起こり、赤みやほてりが生じる
サンタン 紫外線を浴びた後、肌が黒くなる
シミやそばかす メラニンがターンオーバーで排泄できず色素沈着が起こる
しわやたるみ コラーゲンやエラスチンが破壊されて、肌のハリ低下
紫外線角膜炎(雪目) 角膜が傷つき、強い痛みや目の充血、涙が止まらなくなる
皮膚がん エネルギーが強いUV-Bが原因
免疫機能低下 体力低下や感染症の原因になる。

これらの紫外線によるダメージを防ぐには、日焼け止めや帽子などで紫外線対策を行うことが大切です。

<参考記事>
紫外線とは?放射線との違いと体・肌への影響!
紫外線による光老化とは?原因と対策を考える!
紫外線による日焼けや炎症の症状・原因と対策
光老化とは?紫外線ダメージによる肌老化のメカニズムと対策・治療法
紫外線は3種類!UVAとUVBとUVCの特徴と違いは?
紫外線による免疫低下は皮膚がんや感染症の原因になるリスクが!
紫外線対策こそエイジングケア!日焼けダメージの肌老化を防ぐ対策
紫外線対策こそエイジングケアの要!紫外線散乱剤の日焼け止めがおすすめ!
日焼けはサンバーンとサンタンの2種類!その違いは?

紫外線ダメージはスキンタイプや肌質で変わる

日本人のスキンタイプと肌への影響

国際的なスキンタイプは6つあります。

<スキンタイプによる日焼けの分類>

スキンタイプによる日焼けの分類

一方、日本人には、大きく分けて3つのお肌のタイプがあると言われています。

1.色白タイプ
日焼けすると、すぐ赤くなって、黒くならないタイプ。
紫外線への感受性は高く、日本海側や東北・北海道出身の方に多い。

2.肌色タイプ
日焼けすると、赤くなって、数日後、黒くなるタイプ。
紫外線への感受性は普通で、日本全国どこでも最も多い、日本人の典型的なタイプ。

3.褐色タイプ
日焼けしても、あまり赤くならず、すぐ黒くなるタイプ。
紫外線への感受性は低く、海岸近くや九州・沖縄出身の方に多い。

同じ量の紫外線を浴びても、その影響がそれぞれによって違うので、
ご自身がどのタイプかで対策が違ってきます。

特に“色白タイプ”の方は、人一倍紫外線ケアが大切なので、気をつけて下さいね。

肌質の違いでも影響が異なる

肌質(肌タイプ)は、

  • 普通肌(ノーマルスキン)
  • 乾燥肌(ドライスキン)
  • 脂性肌(オイリースキン)
  • 乾燥性脂性肌(インナードライ肌)

の4タイプに分かれます。

肌質別の特徴

また、乾燥肌がひどくなってバリア機能が大きく低下した状態が敏感肌です。

これは肌質の分類では乾燥肌にあたります。

普通肌や脂性肌よりもバリア機能が低下している乾燥肌やインナードライ肌、敏感肌の方が紫外線ダメージが大きくなる傾向にあります。

<参考記事>
肌質(肌タイプ)の診断と改善のコツは?

季節と紫外線ダメージ

紫外線の照射量は、季節や天候に大きな影響を受けます.

<UVA量、UVB量の月間変動>

UVAとUVBの月別の紫外線量

日本では、紫外線全体(UV-AもUV-Bなど)は真夏の7~8月にその量が最大になります。

「紫外線は5月に最も多い」や、「5月の紫外線は真夏とほぼ同じ」と言われることがあります。

これは全ての紫外線ではなく、UV-Aの量のことです。

UV-Aは、オゾン層での吸収がほとんどないので、その照射量は年間を通じてUV-Bよりも多く、5月~9月までは高いレベルで推移します。

UV-Aのことを「生活紫外線」、と呼ぶことは以前話ししましたが、あまり気づいていないかもしれませんが、季節にかかわらず年中多く照射され、「光老化」をもたらす影響を与えているのです。

外で洗濯物を干す、近所で買い物をするなどの毎日の些細なことでも、
ちりも積もればで、知らない間に「貯蓄」されてしまうので、一年中、“UV-A対策”が必要です。

<参考記事>
春の紫外線対策。しっかりブロックして日焼けの無い美肌をキープ!
夏の紫外線対策はエイジングケアの要!UVカットで美肌キープ
秋も紫外線対策は大切!斜め横からの光線を日焼け止めでブロック
冬でも紫外線対策は大切!光老化を予防しよう

時間・地域・場所と紫外線ダメージ

「11時~14時」が、最も紫外線量の多い時間帯です。

地域別にみると、日本は縦長の国なので、南へ行くほど紫外線量は多くなり、
沖縄は北海道の2倍くらいの量が降り注いでいます。

例えば、世界共通の指標である紫外線の強さを示すUVインデックスの地域ごとのデータを比べてみましょう。

UVインデックスが最も高値となる7月お昼12時のUVインデックスの値は、札幌8.6、つくば10.2、那覇12.2(13時:12.3)で、南の地域ほど高くなります。

このように南の地域の方が紫外線ダメージが大きいことがわかります。

また、山の方が平地よりも紫外線量が多いので、登山などをされる際は、登山前・後のケアはしっかり対策する!を心がけましょう。

地面の種類ですと、反射の影響もあるため、「 芝生 < 土 < 砂 < 水面 <雪 」
の順に、紫外線量は多くなります。

スキーなどするときに、ちょっとでも手を抜くと、ものすごく日焼けしてしまいますよね。
これはもちろん、「反射の影響」ということは、みなさんご存じのことと思います。

このように紫外線量は、さまざまな環境によって影響を受けますが、「UV-Aは、どこでも、いつもある」ことを前提に、スキンケアを考えることが大切です。

特に、夏の海や山、冬のスキーや登山の際の紫外線の反射には注意してくださいね。

世界一の紫外線大国はオーストラリア

世界で1番紫外線が強い国と言えば、オーストラリアです。

オーストラリアは、地球の南半球にある広大な地域を横断する大陸国家です。

そんなオーストラリアは、紫外線の強さが非常に高く、特に夏季には紫外線のレベルが極めて高いのです。

そのため、世界で最も皮膚がんが多い国です。

そんな紫外線ダメージを防ぐために、国が皮膚がん撲滅のためにプログラムを立ち上げています。

日本は幸いにしてオーストラリアほどの紫外線量はありませんが、それでも

紫外線ダメージは小さくありません。

まとめ

紫外線ダメージが、肌質の違いや地域・季節によって異なることをご紹介しました。

そのため、最適な紫外線対策には個人差があります。

また、季節や時間帯、住んでいる地域、ライフスタイルで異なります。

紫外線ダメージの種類はたくさんあるので、上手に対策しましょう。

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ありがとうございます。

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