2024年10月17日

皮下組織と皮下脂肪の違い?エイジングケアと美容医療の対策は?

こんにちは!

エイジングケア化粧品「ナールスコム」のブログへ来ていただきありがとうございます。

皮下組織と皮下脂肪って違う?同じ?

エイジングケアアカデミーは、皮下組織や皮下脂肪に関して、かなり詳しく記事を書いていますが、こちらはもう少し軽めの内容で進めたいと思いますので、是非、こちらも読んでいただければうれしいです。

今回は、皮下組織と皮下脂肪の違いについてです。

また、皮下組織や皮下脂肪のエイジングケアや美容医療についても紹介します。

皮下組織とは?

皮膚は3層の構造から成っていて、「表皮」「真皮」「皮下組織」に分かれています。

皮下組織は、皮膚のいちばん内側にある組織で、表皮と真皮を支えています。

この皮下組織は大部分が「皮下脂肪」で、そこに「動脈」「静脈」「リンパ管」が通っています。

つまり、皮下脂肪は皮下組織の主な構成要素なのです。

<皮下組織の構造は?>
皮下組織の構造

皮下組織と皮下脂肪のはたらきは?

皮下組織のはたらき

皮下組織は、皮下脂肪がクッションのはたらきをすることで、外部からの刺激や衝撃をやわらげます。

また、熱を伝えにくいので、断熱・保温のはたらきもあります。

さらに、エネルギーを脂肪のかたちで蓄える役割もあります。

体の部位によって異なりますが、皮下脂肪の厚さは約10ミリ以上あり、表皮や真皮に比べると、その数倍以上の厚さです。

この厚い皮下脂肪が、体を守る大切なはたらきを担っているのです。

また、皮下組織に通っている血管とリンパ管は、お肌(皮膚)の組織に栄養を届けると同時に、老廃物を運び出しています。

なので、この流れが良好であれば、お肌が若々しく美しい状態を保てるのです。

皮下脂肪の特徴・はたらき

皮下脂肪は皮下組織の大きなパーツとして、お尻や太もも、腰回りなどに多くつく傾向にあります。

また、生理のある女性や子どもにつきやすい傾向があります。

皮下脂肪は、一度ついてしまうと減りにくいという特徴があり、体脂肪率とは、体重に占める体脂肪の割合をパーセンテージで表したもので、体脂肪の量を測る重要な指標です。

そんな皮下脂肪は、外部からの衝撃をやわらげ、身体の内部を守るクッションの役割を果たしたり、熱を伝えにくいので、断熱・保温のはたらきがあります。

皮下組織や皮下脂肪とエイジングケア

皮下組織は、スキンケア製品やエイジングケア化粧品でアプローチできる場所ではありません。

なぜなら、化粧品は表皮の角質層までしか届かないからです。

また、医薬部外品であって真皮までしか届きません。

そのため、どんなコスメであっても皮下組織や皮下脂肪のエイジングケアはできないのです。

しかし、皮下組織や皮下脂肪の衰えはたるみやほうれい線の原因になってしまいます。

それを防ぐには、食事や運動などの日常生活で、若々しさや健やかさを維持することが大切です。

<参考記事>
皮下組織と皮下脂肪の構造と役割。たるみ・ほうれい線を意識!
ほうれい線と皮下組織・皮下脂肪も原因!改善の対策は?

美容医療なら皮下組織へアプローチできる

エイジングケア化粧品では皮下組織や皮下脂肪へのアプローチはできませんが、美容医療の中にはアプローチ可能なものがあります。

特に、皮下組織の衰えが原因のたるみには、そこへアプローチする美容医療が有効です。

ここでは、皮下組織にアプローチできる美容医療を紹介します。

フェイスリフト

フェイスリフトは切開リフトとも呼ばれ、表情筋のSMAS(筋膜)を引き上げることで上に乗っている皮膚や皮下組織のリフトアップをはかる施術です。

切開を行うため、侵襲は大きくダウンタイムもあります。

その分、効果的にフェイスラインや首のライン、もたつきをしっかりと長期に渡って引き上げることができます。

<参考記事>
フェイスリフトは失敗する?糸リフトと切開の失敗例と回避する方法!

糸リフト

糸リフトの効果

糸リフトは、スレッドリフトとも呼ばれる施術です。

フェイスリフトのような大掛かりな手術をすることなく、特殊な形状の溶ける糸を皮下組織に挿入することで、たるみをリフトアップさせる治療です。

フェイスリフトと比べて、リスクやダウンタイムが少ない点がメリットです。

また、挿入された糸の刺激によって皮膚内の組織が活性し、コラーゲンやエラスチンの生成が促進されることで肌のハリや弾力アップなどの美肌効果が得られるのも糸リフトの大きなメリットです。

一方、効果の持続期間は1年~1年半程度なので、繰り返し施術を行う必要があります。

<参考記事>
糸リフト(スレッドリフト)で失敗しないために知っておきたいメリット・デメリット

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸を皮下組織に注射して、皮膚の凹みを盛り上げたり、たるみやシワを改善したりする治療法です。効果は永続的ではなく、徐々に体内に吸収されていきます。

皮下組織に注入されたヒアルロン酸は水を吸収しつつ皮膚と馴染み、ボリュームアップに貢献します。

効果は、約半年から1年間持続します。

<参考記事>
ヒアルロン酸注射の肌への効果・持続期間はいつまで?ボトックスとの違いも解説!

高周波治療

高周波治療とは、真皮や皮下組織の高周波による均一の熱を加えることで脂肪層を引き締め、肌のたるみを改善します。

また、コラーゲン生成を促すことで、肌のハリや弾力の効果も期待できます。

高周波治療のマシンには、サーマクールやオリジオX、ボルニューマなどがあります。

施術中の痛みはありますが、ダウンタイムはほとんどありません。

効果の持続期間は、3か月から半年程度です。

<参考記事>
サーマクールとは?効果やデメリット、ハイフとの違いについて解説
オリジオXは高周波(RF)たるみ治療機器!サーマクールとの違いは?
最新たるみの高周波治療「ボルニューマ」の効果・メリットと副作用

たるみ治療の肌のターゲット層

HIFU(ハイフ)

HIFU(ハイフ)とは、高密度の超音波を、SMAS筋膜や皮下脂肪、真皮層に当てることで、熱エネルギーで肌を収縮させることで、肌の再生の過程でコラーゲン生成を促す治療法です。切開を必要としないため、ダウンタイムは短い点がメリットです。

一方、部位によって若干の痛みやひりつきがあります。

効果の持続期間は、3か月から半年程度です。

<参考記事>
ハイフ(HIFU)とは?効果・特徴・安全性から機種まで大公開!
顔のたるみに一番効果がある治療法!種類・タイプ別おすすめは?
たるみ治療におすすめの施術はどれ?種類や特徴を比較して解説!
たるみの症状・原因とエイジングケア対策

脂肪吸引・脂肪溶解注射

これら以外でも皮下脂肪を減らす美容医療として、脂肪吸引や脂肪溶解注射があります。

脂肪吸引は、太さ数mmのカニューレ(管状の医療器具)で顔や二の腕、太もも、お腹など、希望の部位の皮下脂肪を取り除く手術です。に施術を受けられます。

脂肪溶解注射は、皮下脂肪を溶かす薬剤を腹部、脇腹、二の腕、太もも、臀部など気になる部位に注入して脂肪組織を分解することで、部分痩せを目指す治療です。

<参考記事>
BNLS注射は脂肪溶解で小顔・痩身効果!メリットとデメリット

まとめ

皮下組織と皮下脂肪の特徴や役割、違いについて解説しました。また、皮下組織や皮下脂肪のエイジングケアや美容医療についても紹介しました。

皮下組織は、皮膚の最も奥にある組織でその多くが皮下脂肪です。

エイジングケア化粧品や医薬部外品は皮下組織まで浸透しないためエイジングケアができません。

そのため、日常生活で対策することが大切です。

一方、美容医療の中には皮下組織や皮下脂肪へアプローチすることでたるみを改善できる施術もあります。

皮下組織や皮下脂肪の衰えが原因のたるみなどの場合は、選択肢の1つとなるので、検討しましょう。

 

ありがとうございます。

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