2024年6月14日

【乾燥肌・敏感肌向け】日焼け止めの選び方と、お肌にやさしい塗り方

みなさん、こんにちは。

ナールスゲン配合おすすめのエイジングケア化粧品ナールスの公式ブログに来ていただきまして、ありがとうございます。

6月も半ばになり、日に日に紫外線が強くなっていく時期ですね。

毎日の日焼け止めが欠かせないシーズンですが、ナールスのお客様からこんな声をお聞きすることがあります。

乾燥肌さん
日焼け止めを塗ったらカサついてくるから、できれば塗りたくない
敏感肌さん
日焼け止めを塗ったら痒くなるから、使いたくても使えない

日焼け止めを塗ることで乾燥や痒みがでてしまうなら、確かにその日焼け止めは使わない方が良いです。

でも、乾燥肌や敏感肌の方はバリア機能が低下していることが多く、紫外線ダメージを受けやすくなっています。
そのため、紫外線による肌の乾燥や更なるバリア機能の低下、肌老化のリスクが格段に上がってしまいます。

お肌のエイジングケアを考えるなら、乾燥肌や敏感肌の方こそ、できるだけ日焼け止めを毎日塗りたいところ。

もしかしたら、これまで使っていた日焼け止めを別のものに変えたら使えるかもしれませんし、塗り方を工夫することで、乾燥や肌荒れを減らすことができるかもしれません。

そこで今日は、優しい日焼け止めの選び方のポイントと、乾燥肌や敏感肌の方にとって、負担の少ない塗り方をお伝えします。

この記事のポイント

  • 日焼け止めによる乾燥や痒みの原因は紫外線吸収剤の可能性あり
  • 乾燥肌・敏感肌の方が日焼け止めを選ぶポイントは、「紫外線吸収剤不使用」、「低刺激」、「高保湿成分配合」の3つ。
  • 日焼け止めの塗り方は、お肌への優しさと塗りムラ防止、コスパを考えて、スライドではなく指の腹でトントンと。
  • 乾燥肌や敏感肌の方はとくに、日焼け止めを塗る前にしっかり保湿し、日焼け止めを塗った日はきちんと落とすことも大切

乾燥肌や敏感肌は日焼け止めがかゆいことも

日焼け止めで痒くならないか確認する女性

そもそも日焼け止めを塗ったらお肌が乾燥したり痒くなるのはどうしてだと思いますか?

化粧水やクリームなどは大丈夫なのに、日焼け止めだけダメという場合は、日焼け止め特有の成分が原因の可能性が高いです。

日焼け止めに入っている、紫外線をカットする成分には次の2種類あります。

  • 紫外線吸収剤(紫外線を吸収し、光や熱などのエネルギーに変えて放出)
  • 紫外線散乱剤(紫外線を反射・散乱させてカットする)

この二つのうち、どちらがお肌の刺激になるリスクが高いかというと、紫外線吸収剤です。

理由は、紫外線を吸収し、光や熱などのエネルギーに変えるという化学反応がお肌の上で行われているので、それが皮膚刺激になることがあるからです。

つまり、日焼け止めによる乾燥や痒みの原因の一つは、紫外線吸収剤の可能性があるということです。

これは、乾燥肌や敏感肌の方だけではなく、お肌が乾燥しやすくゆらぎやすいエイジングケア世代の方はみなさん意識した方が良さそうです。

ちなみに、紫外線吸収剤は肌への刺激リスクがあることに加え、光劣化(紫外線を浴びることで日焼け止めの紫外線カット力が低下すること)のリスクもあります。

とくに、UVAの吸収力が高い「t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン」が入っているものには注意が必要です。

かゆみリスクを減らす!乾燥肌・敏感肌に優しい日焼け止めの選び方

日焼け止めの選び方

痒くなりにくい、乾燥しにくい日焼け止めを選ぶには何を見れば良いのか?
乾燥肌や敏感肌の方はもちろん、お肌への負担が少ない優しい日焼け止めを選ぶ際のポイントを3つに分けてお伝えします。

(1)紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)を選ぶ

先ほどもお伝えした通り、紫外線吸収剤はお肌への負担になる可能性があるので、紫外線吸収剤が配合されていないものを選びましょう。

日焼け止めに良く使われている紫外線吸収剤の成分名は次の通りです。

  • メトキシケイヒ酸オクチル
  •  t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
  • ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル
  • オキシベンゾン
  • ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
  • エチルヘキシルトリアゾン
  • クチルトリアゾン
  • パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル
  • テレフタリリデンジカンフルスルホン酸

ちょっと覚えるのは難しいと思いますので、次のようなことが書かれている商品を選ぶのが分かりやすいと思います。

  • ノンケミカル
  • 紫外線吸収剤不使用
  • 紫外線吸収剤フリー
  • 紫外線散乱剤のみ使用

なお、すべての紫外線吸収剤は危なくて、すべての紫外線散乱剤が安全というわけでは、もちろんありません。

日々研究は進んでいるので、肌負担を軽減する工夫がされている紫外線吸収剤も沢山あります。

ただ、成分名を見ただけでは、成分に施されている加工の部分まではわからないので、一旦避けておいた方が無難というふうにご認識いただければと思います。

(2)その他成分も低刺激なものを選ぶ

日焼け止めは、紫外線カット剤だけでできているわけではありません。
むしろ、それ以外の成分の方が割合としては多いです。
そのため、紫外線カット剤以外の成分の中にも、お肌の刺激になる成分が潜んでいる可能性があります。

これについては、日焼け止めにかかわらず、他の化粧品にも共通していることですが、次のような成分が、刺激になるリスクがありますので、入っていないか極力少ないものを選びましょう。

  • アルコール(エタノール)
  • 合成香料(シトラール、リモネン、β-カリオフィレン、リナロール など)
  • 合成着色料(赤色2号、緑色3号、青色1号 など)
  • PG、DPG
  • 防腐剤(パラベン、フェノキシエタノール など)
  • 精油

(3)高保湿成分配合のものを選ぶ

乾燥肌や敏感肌の方は、うるおいをキープする力が弱くなっているので、次のような高保湿成分が入っているものを選びましょう。

  • ヒト型セラミド
  • コラーゲン
  • ヒアルロン酸
  • アミノ酸
  • スクワラン など

また、日焼け止めのタイプで言うと、ジェルタイプやローションタイプではなく、油分の多いミルクやクリームタイプの方が保湿力が高いのでおすすめです。

日焼け止めの塗り方はお肌への優しさとコスパも考えて

日焼け止めを塗る乾燥肌の女性

自分に合う日焼け止めを選ぶことができたら、次は、お肌への負担が少ない方法で使うことが大切です。

ということで、次は塗り方のポイントをお伝えします。
※主にミルクやクリームタイプの日焼け止めをお顔に塗ることを想定した使い方をお伝えします。

(1)手のひらで広げない

日焼け止めを手のひらに出して、手のひらをこすり合わせて広げ…というふうについついやってしまいそうですが、これはNGです。

日焼け止めを手のひらに広げてしまうと、手に40%くらい残ってしまうというデータがあります。

そのため、できるだけ日焼け止めが手に残らないよう、お顔に塗り広げる時に使うのは、「利き手の人差し指と中指(または中指と薬指)の指の腹だけ」を意識してみてください。

(2)スライドさせない

日焼け止めを縦や横にスライドさせて塗ると、塗りムラができることに加え、摩擦で肌負担のリスクが高くなります。

そのため、次の手順でお顔に塗り広げてください。

  1. 利き手と反対の手の甲か手のひらに日焼け止めを出す
  2. 利き手の中指または薬指の先で日焼け止めを取り、お顔に5点または7点置きする
  3. 利き手の人差し指と中指(または中指と薬指)の指の腹だけ使って、トントンと軽く押さえながら全体に広げていく

この塗り方だと、肌負担が少なく、かつ、日焼け止めを無駄にしないので、コスパも良くなります。

もし③が言葉だけだとわかりにくい場合は、下記の動画の33秒あたりを見てみてください。

(3)二度塗りする

日焼け止めは紫外線からお肌を守るために塗るわけですが、パッケージに記載のSPFやPAの値通りの紫外線カット力を発揮させるには、正しい分量を使う必要があります。

正しい分量とは、お顔の場合、クリームタイプなら約0.8g(パール2~3粒)ですが、多くの方が半分かそれ以下しか使っていないと言われています。

なので、先ほどの手順で日焼け止めを二度塗りすることをおすすめします。

二度塗りすることで、概ね規定量をクリアできるかと思います。

参考までに、クリームタイプの規定量を計測した写真を下記に貼っておきますね。

日焼け止めの規定量

日焼け止め前後のスキンケアも重要

(1)日焼け止めを塗る前に3つの保湿をする

乾燥肌や敏感肌の方の日焼け止めの選び方のところで、「高保湿成分配合のものを選ぶ」ということをお伝えしましたが、日焼け止め自体に保湿成分が配合されていること以上に、日焼け止めを塗る前のスキンケアでしっかり保湿しておくことが重要です。

一口に保湿と言っても、保湿には3種類ありまして、その3つともをきちんとできているかがポイントになります。

  1. 水分を与える
  2. 水分をキープする
  3. 水分の蒸発を防ぐ

基本的には、①は主に化粧水、②は主に美容液、③は主に乳液やクリーム、オイルが得意ですが、そのアイテムによって少しずつ異なります。

どちらにしても、日焼け止めを塗る前に、3つの保湿がちゃんとできているかどうかを確認してみてください。

(2)日焼け止めをちゃんと落とす

お肌に優しくオフするクレンジング「ナールスエークレンズ」

日焼け止めが肌に残ったままだと、乾燥や肌荒れのリスクになります。
そのため、日焼け止めを使った日はクレンジングできちんとオフしましょう。

日焼け止めの中には石けんや洗顔料で落とせるものもありますが、ノンケミカルの日焼け止めにだいたい入っている酸化亜鉛は、もともとは粉体ですが、油分でコーティングされているため水を弾きます。なので、できるだけクレンジングで落とし、お肌に残らないようにしましょう。

ちゃんと落とさないといけないからと言って、洗浄力が強すぎると、それはそれでお肌の乾燥や肌荒れの原因になりますので、日焼け止めを落とせる洗浄力がありつつ、お肌の潤いを奪いすぎないものを選んでくださいね。

それでも日焼け止めを使いたくない、使えない場合の紫外線対策

今日ご紹介した選び方と使い方を実践することで、乾燥肌や敏感肌の方が日焼け止めでかゆみを感じることが減るのではないかと思います。

それでもやっぱり痒みがある、日焼け止めはあまり使いたくないとい方もいらっしゃるかもしれません。

そのような場合は、次のような方法で、紫外線対策を意識していただければと思います。

  • 夏の日中が外出を控える
  • 日傘を使う
  • 帽子をかぶる
  • 衣類の工夫(紺や濃い色の服など)やアームカバーを使う
  • 目周りは大きめUVカットサングラスを使う
  • 飲む日焼け止めを使う

まとめ

乾燥肌や敏感肌の方は、バリア機能が低下していることが多いので、紫外線による肌ダメージを受けやすい肌質です。
そのため、できるだけ日焼け止めなどで、紫外線からお肌をガードしたいです。
とはいえ、日焼け止めがお肌の負担になってしまっては本末転倒。
お肌に負担の少ない日焼け止めを選び、負担の少ない正しい使い方で、紫外線からお肌を守り、健やかで若々しい素肌を目指していただければと思います。

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