みなさん、こんにちは。
ナールスゲン配合エイジングケア化粧品ナールスの公式ブログに来ていただきまして、ありがとうございます。
冬が終わって春に向かうこの時期は、一年の中で最もお肌のコンディションが乱れやすい時期。
私はナールスのエイジングケア化粧品でお手入れし続けているおかげか、一年を通して肌荒れすることはほとんど無いのですが、先日、首の後ろと、耳の付け根のお肌が荒れて、痒みと赤みがしばらく続いていました。
はじめは季節の変わり目だからかと思っていたのですが、今使っているヘアトリートメント剤が関係しているかもしれないと思いました。
その理由は、以前にも同じシリーズのコンディショナーで同じ場所が肌荒れしたことがあるからです。
そこで、私の肌に合わない成分を突き止めるために調査してみました。
肌に合わない成分を調査したら、意外な結果に
まずは、今使っているトリートメントと、以前使っていた同じシリーズのコンディショナーのどちらにも共通して入っている成分を確認しました。
すると30成分ほどが共通で入っていました。
このままでは多すぎるので、過去に使って問題なかった商品に入っている成分を消してきました。
その結果残ったのがこちらの13成分です。成分の簡単な説明も書かせていただきました。
- PPG-1/PEG-1ステアラミン…陽イオン性界面活性剤
- ヒマワリ種子油…ヒマワリの種子から抽出したオイル。パサつきやうねりを抑える効果
- ヒマワリ種子エキス…ヒマワリの種子より抽出したエキス。ダメージから髪を保護する効果
- ヒマワリ花エキス…ヒマワリの花から抽出したエキス。髪や頭皮の保湿効果
- ヒマワリ芽エキス…マワリの芽から抽出したエキス。皮膚細胞の活性化を促す効果
- ネオペンタン酸イソデシル…さっぱりとしたエステル(油剤)。ベース成分。
- ビスジグリセリルポリアシルアジペート-2…両親媒性のエマルション安定剤
- アモジメチコン…アミノ変性シリコーン油。なめらかさとツヤ向上のために配合
- (PEG-40/PPG-8メチルアミノプロピル/ヒドロキシプロピルジメチコン)コポリマー…両親媒性高分子界面活性剤
- (C12,13)パレス-23…非イオン性界面活性剤
- (C12,13)パレス-3…非イオン性界面活性剤
- ステアルトリモニウムクロリド…陽イオン性界面活性剤
- 香料
この中で、お肌の刺激になりそうな成分は、強いて言えば、「陽イオン性界面活性剤」と書かれている2つの成分と香料です。
陽イオン性の界面活性剤は、陰イオン系よりも皮膚刺激が強いのですが、市販のヘアトリートメントやコンディショナーに良く使われている陽イオン性界面活性剤と比べると、かなり刺激がマイルドな成分です。
しかも、ベースとしてではなく補助的に少し入っている程度なんです。
調べる前は、きっと、「あー、この成分が私には合っていないのか」と、簡単に原因を突き止められると思っていたのですが、これと言ったものは見当たらず、むしろお肌に優しい成分設計だということがわかりました。
それなのに、どうして肌荒れしてしまったのか、謎が深まってしまいました。
肌荒れの原因はオイル(油脂)かもしれない
今回肌荒れした原因は、単純に合わない成分が入っているからということでは無さそうなので、別の方向から考えてみることにしました。
このシリーズは、陽イオン界面活性剤がかなり少ないという、めずらしい成分設計です。
それを実現できた理由の一つが、「ヒマワリ種子油」が入っていることです。
ヒマワリ種子油はこのシリーズの特徴成分でもあります。
ヒマワリ種子油は、髪に浸透して柔軟効果をもたらすことができる油なので、柔軟効果は高いけど皮膚刺激が強い陽イオン界面活性剤を極端に減らすことができているのです。
ここからはあくまで私の推測ですが、このヒマワリ種子油がお肌につき、角層内部にオイルが浸透してお肌のバリアがゆるみ、刺激になりえる成分が内部に入り込んでしまい、それが刺激になって肌荒れがおこったのではないかと思うのです。
このトリートメントに入っている成分は、先ほど記載したもの以外にも、次のような成分が入っています。
- エタノール
- メチルパラベン
- DPG
- ヒドロキシプロピルデンプンリン酸(吸着力が強いため、肌に密着すると毛穴に入り込んだり、炎症を起こしやすくなったりするといわれている)
入浴中でもともとバリアが弱っているところに、油脂が浸透して更にバリアが緩むことで、普段なら肌に付着しても問題が無い成分が入り込んで肌荒れが起こったのかもしれません。
使い方を工夫することで肌荒れ知らずに
私が今回肌荒れした場所はもともと荒れやすい場所で、他の部分のお肌に比べてバリア機能が弱いと思います。
私の推測が当たっていたとしたら、肌荒れした場所にトリートメントが付着しないようにすれば良いので、次のような工夫をしてみました。
- ヒマワリ種子油が入ったトリートメントは前髪や頭頂部あたりだけに使用し、毛先は別のコンディショナーやトリートメントを使用
- すすぎの際は顔を下に向けて体につかないようにする
- トリートメントをしてから、石けんで体を洗う
この方法で使ってみたら、首と耳の付け根の肌荒れはすっかり治り、その後も肌荒れしなくなりました。
もちろん頭皮も問題ありません。
トリートメント自体はとても気に入っているので、これからもこの使い方で愛用しようと思います。
今回は私の個人的な話でしたが、化粧品を使ったときに肌荒れした際、原因を追究して使い方を工夫すれば、「もうこれは使えない」とあきらめずに済むかもしれません。
そのヒントにしていただけましたら幸いです。
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ありがとうございます。
ナールスゲン配合化粧品の通販サイト「ナールスコム」をよろしくお願い申し上げます。
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