2024年5月14日

シトルリンが約2倍!スイカの白い皮に秘められた美肌&健康効果

みなさん、こんにちは。

ナールスゲン配合エイジングケア化粧品ナールスの公式ブログに来ていただきまして、ありがとうございます。

全国的に梅雨が明け、今週は災害級の暑さが続いていますね。
日差しも強くて、紫外線も非常に気になります。

7/25に気象庁から発表された10月までの3か月予報によると、北日本では平年並か高く、東・西日本と沖縄・奄美では高いとのこと。
まだまだ太陽との闘いは続きそうです。

そんな暑い夏、紫外線の夏に嬉しい効果がいっぱいの食べ物ネタを、関西ローカルのテレビ番組「草彅やすともの うさぎとかめ」で収集しました。

夏の定番フルーツであるスイカには、「シトルリン」という美肌や健康に良い栄養素が豊富に含まれているのですが、驚いたのが、赤い部分よりも、白い皮の部分により多く含まれていということです。

スイカの白い皮の部分は、ほとんどの方が捨てているのではないでしょうか?

私自身は迷わず捨てていたのですが、調理すれば美味しく食べられることもわかりました。

そこで今日は、スイカの美肌効果や健康効果、白い皮の部分のおいしい食べ方などについて、ご紹介しようと思います。

 

シトルリンとは?どんな効果が期待できる?

シトルリンは、1930年に日本でスイカから発見されたアミノ酸の一種で、過酷な環境でも生き抜くことができる成分でもあることから「スーパーアミノ酸」とも呼ばれています。

日本では2007年から食品素材(サプリなど)としての利用が可能になっており、次のような美肌効果や健康効果が期待できます。

血流改善

血液には主に、次の7つの働きがあります。
・酸素や二酸化炭素の運搬
・栄養素を全身に運ぶ
・老廃物の回収
・ホルモンの運搬
・体温調節
・傷口の修復
・異物の排除
こんなにもの重要な役割を担っている血液の流れが悪くなると、頭痛や肩凝り、冷えやむくみ、肌トラブルや眼精疲労など、さまざまは不調を引き起こします。
そのため、いつでも血流を良くしておきたいですよね。
シトルリンには、体内で一酸化窒素の産生を促す作用があります。
一酸化窒素には血管を広げる作用があるので、血流を改善する効果が期待できます。
明確な不調が無くても、この時期にありがちなダルさや、「なんとなく不調」と言った状態にも良い効果を期待できるかもしれませんね。

美肌効果

シトルリンには抗酸化作用があるので、アンチエイジング効果が期待できます。
また天然保湿因子を構成するアミノ酸の約9%を占めていることから、お肌の保湿効果が期待できます。
さらには、シトルリンにはコラーゲンの過剰な分解を抑えるはたらきが報告されています(*)ので、お肌のハリが失われるのを防いでくれる効果も期待できるのです。
*地村ゆかりら アミノ酸研究Vol.3,No.1,(2009)

<参考記事>
アミノ酸化粧水で美肌になる!効果とエイジングケアのメリットは?

NMF(天然保湿因子)は保湿に大切!表皮の角層にある成分

むくみや冷え性の改善効果

むくみや冷えというと冬のイメージがあるかもしれませんが、夏も冷房で体が冷えますし、私のように冷房のきいたオフィスでデスクワークしていると、夕方にはサンダルが食い込むくらいむくんでいることもしばしば。
シトルリンには末梢血管の血行を促進する作用があるため、むくみや冷え性の改善効果が期待できます。

そのほかにも、筋肉の合成を促す、運動パフォーマンスの向上などの効果も期待できます。

そんなすごいシトルリンが含まれている食べ物には、きゅうり、ゴーヤ、メロン、冬瓜などがありますが、最も豊富に含まれているのがスイカです。

しかも、冒頭でお伝えした通り、スイカの赤い甘い部分よりも、白い部分の方が豊富に含まれています。

具体的な数字で言うと、100gあたり、赤い部分には140~180mg程度、白い部分には約310mgと、赤い部分の約2倍もシトルリンが含まれています。

ただ、1日のシトルリン摂取目安量は800mgなので、食べ物だけで摂取するのは難しいとされていますが、スイカの赤い部分だけ食べるよりも、白い部分まで食べた方が、明らかに沢山摂取できることがわかります。

 

シトルリンだけじゃない!スイカには他にも栄養素がいっぱい

シトルリンだけでも食べる価値は十分ありますが、スイカには他にも次のような栄養素が含まれています。

ビタミンC

ビタミンCはみなさまよくご存じの通り、抗酸化作用が高く、皮膚や細胞のコラーゲンを作るために欠かせない栄養素です。また、紫外線によるシミや肌荒れの予防効果も期待できます。

カリウム

カリウムには細胞内液の浸透圧調整やナトリウムの排出促進といったはたらきがあります。
それにより、むくみの予防・改善や、血圧を下げる効果が期待できます。

ビタミンA、βカロテン

ビタミンAには、目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、目の健康を維持するために不可欠なビタミンです。
また、抗酸化作用があるので、アンチエイジングにも効果的です。
βカロテンは、体内でビタミンAに変換されて作用するので、目や皮膚、粘膜を健康に保つ働きや、抗酸化作用があります。

リコピン

赤いトマトで有名なリコピンですが、スイカにもリコピンが含まれています。
むしろ、同量の可食部で比較した場合、トマトの1.5倍のリコピンが含まれているそうです。
リコピンにはβ-カロテンの2倍以上の抗酸化作用が期待できます。

スイカの約9割は水分なので、栄養が無いようにおもわれがちですが、夏に嬉しい栄養素がこんなにも含まれているんです!

それで、話は戻りますが、シトルリンはスイカの白い皮の部分の方が豊富ということなのですが、正直味はどうなんだろう?ということで、実際に調理してみました!

 

スイカの白い皮と人参のきんぴら

スイカの白い皮の部分と人参のきんぴらに挑戦しました。

まずは、スイカの外皮をピーラーで取り除きます。

すごく硬そうなので、ピーラーなんかでうまく取れるのかな?と心配でしたが、意外ときれいに皮を取り除くことができました。
ジャガイモの皮よりは硬いけど、カボチャに比べればぜんぜん柔らかいです。

次に、短冊に切っていきます。

こんな感じです。

この写真を見たら、普通に野菜にしか見えないと思いませんか?

次に、フライパンにごま油を入れて、鷹の爪を入れて加熱し、いためていきます。

あとは、砂糖、酒、みりん、醤油を大さじ1ずつくらい入れて、汁けがなくなるまで炒めるだけ。

気になるお味は?というと、青臭さは一切なく、かといってスイカの皮特有の味わいがあるわけでもなく(つまり、とくに味が無いということですね)、コリコリと良い塩梅の歯ごたえがあって、とっても美味しかったです。

ぜんぜん普通に野菜として食べられます。

今まで捨ててしまっていたのが、本当にもったいないです。

他にも、冬瓜みたいに煮物にしたり、ピクルスやスープに入れるなどしても、美味しく食べられるみたいですよ。

今まで捨てていたところが一品になるお得さと、ゴミを減らすことができるというサステナブルなところ、なにより美肌や健康効果をえられるということ。もういい事しかありません!

ぜひみなさまも、内側からの美肌効果や健康効果を期待して、スイカの赤い部分とともに、白い皮の部分も美味しくたべてみてください。

そして、外側からは、ナールスのエイジングケア化粧品をご活用ください(*^^*)

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