2024年6月19日

塗る量が不足してたらSPF激減!日焼け止めの正しい使用量

みなさん、こんにちは。

ナールスゲン配合エイジングケア化粧品ナールスの公式ブログに来ていただきまして、ありがとうございます。

来週末からゴールデンウィークがはじまりますね。

今年は長い方だと9連休でしょうか?

ナールスはカレンダー通りで、5月3日(水)~5月5日(金)にお休みをいただきます。

5月1日(月)と5月2日(火)は営業いたします。

2週間天気予報を見ると、29日(土)は雨のところが多そうですが、それ以外は、今のところ晴れの日が多そうなので、お出かけする方も多いのではないでしょうか?

晴れていても曇っていてもですが、5月は1年の中でも紫外線量が多い時期なので、エイジングケアのためにも紫外線対策が必要ですね。

紫外線対策といえば、まずは日焼け止め。

日焼け止めにはSPFやPAといった、紫外線防御力を表す表記がありますが、SPFやPAの値が高いものを塗っておけば安心、というわけではありません。

そこには危険な落とし穴があります。

これから本格的に紫外線対策が必要なシーズンになっていく時期ということで、今日は、パッケージに書かれている通りの防御力を発揮するための情報をお届けします。

日焼け止めのSPFとPAって何?

まずは、日焼け止めのパッケージに書かれているSPFとPAが何かということを、簡単におさらいしておきましょう。

SPF(Sun Protection Factor)は、UVBから肌を守る効果を示す指数です。

UVBは、日焼けの炎症反応であるサンバーンや、数日後に肌が黒くなるサンタンの原因になります。また、シミやソバカスの原因になったり、免疫低下によって、皮膚がん、感染症などの原因にもなります。

SPFは、サンバーンを起こすまでの時間を何倍に延ばせるかの目安を表します。
たとえば、何もしなければサンバーンが起こるのに20分程度かかる人が、SPF50の日焼け止めを塗った場合、20 × 50 = 1000分まで引き延ばすことができるのです。

現在の日本では、SPFの上限は50+です。

続いてPA(Protection Grade of UVA)は、UVAから肌を守る効果を示す指数です。

UVAは、肌の奥深くにまで届き、シミやシワ、たるみなどの原因になります。
UVBに比べると波長が長いので、短期的なダメージは少ないですが、曇りの日や部屋の中へも窓ガラス越しに侵入します。

PAとは、Protection Grade of UVA(プロテクション・グレイド・オブ・ユーブイエー)の略で、主にUVAの防止効果を示す指標です。

PAは、UVA照射後、2~24時間以内に生じる皮膚のサンタン(即時黒化)を指標化したものです。

次の通り、「+」の数が増えるほどUVAの防止効果が高まります。

PA++++   極めて高い効果がある
PA+++   非常に効果がある
PA++   かなり効果がある
PA+   効果がある

ここまでの情報だと、SPF50+・PA++++の日焼け止めを塗っておけば、ほぼ完ぺきに紫外線からお肌をガードできると思うかもしれませんが、ここに落とし穴があります。

実は、この数値を実現するには、適切な量を塗る必要があるのです。

日焼け止めの効果測定試験の塗布量はかなり多い

日焼け止めのSPFの効果測定試験の際、どれくらいの塗布量で測定しているかご存知でしょうか?

1㎠につき2㎎です。

あまりピンとこないかもしれませんが、これは思っている以上に多いです。

例えばお顔全体に塗る場合、顔の面積の平均が400㎠程度なので、400×2mg=800mg(0.8g)になります。

これでもあまりピンとこないと思いますので、ナールスのUV化粧下地ナールスヴェールで0.8gを測定してみました。

え?こんなに??と思いませんでしたか?

一般的には、検査時の塗布量の4分の1~2分の1くらいしか使っていない方が多いと言われています。

実際、私自身も半分くらいの量しか使用していませんでした。

それで、測定試験の際に塗布する分量よりも少なかったらどれくらい紫外線防御力が下がるかというと、SPF50の日焼け止めの場合、

・半分の量(1 mg/cm2)→ SPF7.1
・4分の1の量(0.5 mg/cm2)→ SPF 2.7

びっくりするくらい下がるんです!!

いくらSPF値が高くても、使用量が少ないと、うっかり日焼けや、肌老化を進めてしまうことになりますので、正しい分量を塗布するようにしてくださいね。

<参照文献>
Wulf, H. C., Stender, I. M., Lock-Andersen, J.: Sunscreensused at the beach do not protect against erythema: A newdefinition of SPF is proposed. Photodermatol. Photoimmunol.
Photomed., 13: 129–132, 1997.

日焼け止めの光劣化にも注意

使用量以外にも、もう一つ落とし穴があります。
それは、日焼け止めの「光劣化」。

日焼け止めには紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の2種類があります。

このどちらかだけが配合されているケースや、どちらも配合されているケースがありますが、注意が必要なのは「紫外線吸収剤」です。

理由は、紫外線吸収剤の中には、時間とともに紫外線カット効果が減少してくものがあるからです。

例えば、SPF50の日焼け止めを塗ったら、16時間くらい紫外線から守られているはずが、、2時間後には半分近くまで効果が落ちているということも。

一方、「紫外線散乱剤」は光劣化はありません。

もちろん汗で流れたり、タオルで拭いたりして日焼け止めが落ちてしまったら塗りなおす必要はありますが、光劣化を心配する必要はありませんので、安心感がありますよね。

おすすめの日焼け止め&化粧下地

光劣化の心配が無くて、正しい分量を塗布しても、白浮きが気にならないおすすめの日焼け止めは、やっぱりナールスのUV化粧下地「ナールス ヴェール」です。

ナールスヴェールは、紫外線散乱剤のみの配合(ノンケミカル)ですが、SPF50+・PA++++という高いUVカット力を実現しています。

しっかり紫外線からお肌を守ってくれるのに、お肌にとても優しく、エイジングケアまでできます。

ナールスヴェールは35g入りなので、正しい使用量で毎日使った場合も、しっかり1か月はご使用いただけます。

保湿力も高いので、まだまだ乾燥しやすい今の時期にもぴったり。

ぜひ、ナールスヴェールを正しい使用量塗布して、しっかり紫外線から素肌をガードし、若々しい素肌をキープしてください☆彡

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ありがとうございます。

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