みなさん、こんにちは。
ナールスゲン配合エイジングケア化粧品ナールスの公式ブログに来ていただきまして、ありがとうございます。
ナールスのお化粧品は、エイジングケア化粧品なので、年齢とともに薄く弱くなるお肌でもご使用いただけるように、低刺激で安全性が高いという点にもこだわっています。
そのため、エイジングケアのお悩みだけではなく、お肌の弱いお客様からのご相談も多いです。
その中で、「ナールスさんの化粧品にはシリコーンは入っていますか?」というご質問をいただくことがあります。
このご質問の意図は、もちろん「もしシリコーンが入っていたら使いたくない」です。
理由をお聞きすると、主に次の3つを心配されています。
「被膜を作って皮膚呼吸を妨げる」
「毛穴を詰まらせて角栓やイチゴ鼻の原因になる」
「お肌の常在菌が死滅して肌荒れの原因になる」
実際のところはどうだと思いますか?
膜を作ったり、詰まったりして、お肌に悪影響になると思いますか?
とういわけで、今日のブログのテーマは化粧品に配合されるシリコーンの安全性についてです。
「被膜を作って皮膚呼吸を妨げる」はホント?
化粧品に配合されるシリコーンオイルは、ストッキングのように網目状になっており、皮膚呼吸を阻害しないことが明らかになっています。
だから、サランラップのように密閉されることはありません。
たしかに被膜をつくるはたらきはありますが、皮膚の代謝ができないほど皮膚を覆いつくすものではないのです。
さらに言うと、化粧品に配合されるシリコーンオイルの配合濃度は、数パーセント以下なのでそれが皮膚を覆い尽くすということは考えられません。
ですので、「被膜を作って皮膚呼吸を妨げる」はウソです。
そもそも、皮膚から酸素を取り入れる量は、肺呼吸で取り入れる酸素の量の0.6%程度です。
※皮膚呼吸について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
「毛穴を詰まらせて角栓やイチゴ鼻の原因になる」はホント?
シリコーンオイルは大きな分子です。また、安定性が高く酸化しにくい特徴があります。
だから、毛穴に詰まりにくく、角栓などの原因になるリスクも低いのです。
ということで、「毛穴を詰まらせて角栓やイチゴ鼻の原因になる」もウソです。
ただし、一つ注意する点があるとしたら、
シリコーンオイルの上に油脂系の美容オイルなどを重ねて使うと、成分である椿オイルやオリーブオイルなどの植物系の油脂が酸化して臭いの原因になってしまうことがあります。
その点で、シリコーンオイル配合の美容液やフェイスクリームの上に美容オイルをたくさんつけることはお勧めできません。
「お肌の常在菌が死滅して肌荒れの原因になる」はホント?
巷にあふれているお肌の常在菌が死滅して肌荒れの原因になるという根拠は、高分子なので肌の常在菌が食べることができずに死滅してしまう、ということが主なようですが、
そもそも、皮膚常在菌のエサ(栄養分)は、皮脂や汗などです。
皮脂や汗は、絶えずお肌から分泌されているので、皮膚常在菌のエサがなくなることはありません。
つまり、シリコーンオイルが皮膚常在菌に与える影響がある可能性はとても低いので、「お肌の常在菌が死滅して肌荒れの原因になる」もウソです。
というわけで、3つとも全てウソが正解でした。
ネット上で公開されていると、すべてが正しい情報のように見えてしまうかもしれませんが、誤った情報に振り回されるとスキンケアやエイジングケケアで失敗するリスクが高まります。
根拠のあいまいな情報に惑わされず、自分に合った正しいエイジングケアをコツコツ行なって、健やかで美しい素肌をキープしてくださいね☆
▼シリコーンオイルの代表成分の一つである「ジフェニルジメチコン」について詳しくはこちらから
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ありがとうございます。
ナールスゲン配合化粧品の通販サイト「ナールスコム」を宜しくお願い申し上げます。
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